本 日 の 給 食|令和5年度1月の給食

1月の給食目標『奈良の食文化を知ろう

1月の給食紹介

〇1月31日(水) 米粉パン・牛乳・肉だんご・切り干し大根のソース炒め・中華スープ 

今日は、「米粉」の話をします。米粉には、もち米を原料としている白玉粉、うるち米を原料としている上新粉があります。白玉粉はだんごやもち、上新粉はパンなどいろいろな料理やお菓子に使われています。米粉が入ることで、いつものパンより「もちもち」とした食感になります。米粉パンは、主に小麦粉や米粉で作られており、エネルギーのもとになる食べ物です。残さずいただきましょう。 

〇1月30日(火) 減量ご飯・牛乳・和風カレーうどん・手作りふりかけ・抹茶プリン 

今日は、「ちりめんじゃこ」の話をします。みなさんは、「ちりめん」の意味を知っていますか。ちりめんとは、ちぢれるような織り方をした絹の布地のことで、じゃこを干している様子がちりめんの布地に似ていることから、「ちりめんじゃこ」と呼ばれるようになったそうです。骨ごと食べられる「ちりめんじゃこ」は、骨や歯を作るカルシウムが多く含まれています。今日は、「ちりめんじゃこ」を使った手作りふりかけです。残さずいただきましょう。 

〇1月29日(月) ご飯・あじフライ・豚肉と大和まなの炒め物・えのきたけのみそ汁・きんかん 

今日は「古都ならの日」です。奈良市で作られたお米をよりおいしく味わうために、地場産物や郷土料理を取り入れた献立が登場します。豚肉と大和まなの炒め物には、奈良県産の大和まなや白菜・干ししいたけが入っています。干ししいたけには、カルシウムの吸収を高めるビタミンDが、生しいたけの約10倍、おなかの調子を整える食物せんいが、生しいたけの約2倍含まれています。今日は地元の食材をおいしくいただきましょう。 

〇1月26日(金) パン・牛乳・奈良の酒かすシチュー・ブロッコリーのサラダ・ブルーベリージャム 

今日は、「奈良の酒かすシチュー」の話をします。奈良県は、日本で初めて日本酒が造られたところです。お酒はお米から作られています。特に1月は、秋にとれたお米から作られたお酒が出回る時期で、酒かすも出回ります。酒かすは甘酒や奈良漬などにも使われます。今日は奈良市産の酒かすをシチューに入れました。酒かすは体を温めてくれるので、寒い冬にぴったりですね。味わっていただきましょう。 

〇1月25日(木) ご飯・牛乳・さばの五徳みそ煮・大和茶すいとん・味つけのり 

1月24日から30日までは、全国学校給食週間です。日本の学校給食は、明治22年山形県鶴岡町の忠愛小学校で始まり、全国へ広がりました。初めての給食は、弁当を持ってくることができない子どもたちのために出された「おにぎり・さけの塩やき・漬物」でした。学校給食週間には、奈良県の郷土料理や地場産物を多く取り入れています。今日のすいとん汁には大和茶が入ったすいとんが入っています。すいとん汁は、戦争の頃、米が手に入らなかったので、代わりに小麦粉を水でこねて丸めたすいとんを汁に入れて食べられていました。感謝していただきましょう。 

〇1月24日(水) パン・牛乳・フランクフルトのケチャップあえ・チーズポテト・米粉マカロニのミネストローネ・黒豆きなこクリーム 

今日は、「米粉マカロニのミネストローネ」の話をします。ミネストローネは、野菜をたくさん使ったイタリアの代表的なスープです。イタリア語で「具だくさん」という意味がある家庭料理で、使う材料は地域や季節により様々です。今日のミネストローネには、ベーコン・キャベツ・玉ねぎ・にんじん・ホールコーンや、奈良県産のお米から作られた米粉のマカロニを使っています。味わっていただきましょう。そして、今日から全国学校給食週間です。奈良県の郷土料理や地場産物が登場します。

〇1月23日(火) ご飯・牛乳・豚肉の塩こうじ炒め・奈良あえ・白菜のみそ汁 

今日は、奈良県の郷土料理「奈良あえ」の話をします。昔から、奈良県は日本酒造りがさかんでした。その製造途中でおいしい「酒かす」ができ、その酒かすを使って、野菜や果物を漬けたのが奈良県の伝統的な漬物「奈良漬」です。今日はこんにゃく・油揚げ・にんじん・かんぴょう・干ししいたけを細かく切り、調味料で炒め煮にし、奈良漬で和えた「奈良あえ」です。味わっていただきましょう。

〇1月22日(月) ご飯・牛乳・わかさぎフライ・突き大根・にゅうめん・レバーの甘辛だれ 

今日は、「わかさぎ」の話をします。わかさぎは、体長15cm程の魚です。川で生まれそのまま大きくなるわかさぎと、川を下り産卵のため川に帰ってくるわかさぎがいます。日本各地でとれますが、青森県や北海道・茨城県・秋田県で日本の9割の漁獲量があります。旬は冬で、氷の張った池や湖に穴をあけて釣り糸を垂らして釣るわかさぎ釣りは冬の風物詩となっています。今日は、食べやすいようにフライにしています。よくかんでいただきましょう。 

〇1月19日(金) パン・牛乳・ポークチャップ・コールスローサラダ・コンソメスープ・ココアリキッド 

今日は、「ポークチャップ」の話をします。ポークチャップは、豚肉を炒めてトマトケチャップなどで味付けした日本の洋食です。トマトケチャップは、トマトや玉ねぎなどの野菜を砂糖・酢・塩・香辛料などの調味料で煮込みます。今日のポークチャップは、トマトケチャップのほかにもソースや砂糖を入れることで、さらにコクや甘みのある味に仕上げています。味わっていただきましょう。 

〇1月18日(木) ご飯・牛乳・ししゃものかんろ煮・白菜の煮びたし・どさんこ汁・わかめふりかけ 

今日は、「食育の日」の献立です。1月は、北海道の郷土料理が登場です。ししゃもは、北海道南部の太平洋沿岸の限られた河川にしかいない貴重な魚で、骨ごと食べられるため、カルシウムをたくさんとることができます。どさんこは、北海道で生まれたものという意味があります。どさんこ汁はたまねぎやにんじん・じゃがいもなどの北海道でとれる食材を使い、味付けにはみそだけでなく、バターを入れるのが特徴です。おいしくいただきましょう。 

〇1月17日(水) 揚げパン・牛乳・コーンしゅうまい・ビーフンのスープ煮・りんご 

今日は、「揚げパン」の話をします。揚げパンは昭和30年頃に給食にはじめて登場し、50年以上続く人気メニューです。欠席した児童生徒に給食のパンを届ける際に、作ってから時間が経って硬くなったパンをおいしく食べてもらおうと、油で揚げ、砂糖をまぶしたことがはじまりです。給食室でパン屋さんから届いたパンを1個ずつ丁寧に何回もひっくり返しながら、とてもきれいなきつね色に揚げたあと、グラニュー糖をまぶします。味わっていただきましょう。 

〇1月16日(火) ご飯・牛乳・高野豆腐のそぼろどんぶりの具・おひたし・ふのみそ汁 

今日は、「おひたし」の話をします。和食の定番のおかずと言われる「おひたし」には、二つの作り方があります。一つ目は、その名前のとおり、ゆでた野菜をだし汁と調味料を合わせた液に浸して、味をつける方法です。二つ目は、ゆでた野菜の水気をしっかり絞り、しょうゆを和えたりかけたりして食べる方法です。いろいろな野菜で手軽に作れるので、野菜をたっぷり食べたい時にぴったりの料理です。味わっていただきましょう。 

〇1月15日(月) ご飯・牛乳・大根カレー・海そうサラダ・福神漬 

今日は、「大根」の話をします。大根にはたくさん種類があり、桜島大根や祝大根・守口大根・はつか大根などがあります。種類や部分によって、味や料理の仕方が違います。大根の葉に近い上の部分は甘く、先の細い部分にいくほど辛味が増します。大根は冬が旬の野菜で、おでんや豚汁などの和食に使うことが多いですが、今日はカレーに入っています。手作りのカレーを味わっていただきましょう。 

〇1月12日(金) パン・牛乳・ポトフ・フルーツクリーム・棒ソーセージ 

今日は、「ポトフ」の話をします。ポトフは、フランスの家庭料理のひとつで「火にかけた鍋」という意味があります。肉やソーセージなどと一緒に、大きく切った野菜を長時間かけてじっくり煮込みます。今日の給食のポトフは、肉やじゃがいもと一緒に、玉ねぎ・大根・キャベツ・にんじんを使い、コンソメや塩・こしょう・ローリエなどで味付けしました。じっくり煮込んで、肉と野菜のうまみが溶け込んだポトフを味わっていただきましょう。 

〇1月11日(木) ご飯・牛乳・炒り鶏・きんとん・奈良の雑煮 

今日は、「正月料理」の話をします。正月料理は新しい年を迎える時に食べるお祝い料理です。おせち料理のきんとんは「お金に苦労しないように」という意味があります。奈良の雑煮は白みそ味で丸いもちと大根や、にんじん・里いもを使います。丸いもちには「丸く円満に一年をすごせますように」という意味があります。食べ方に特徴があり、雑煮からもちを取り出し、きな粉をつけていただきます。みんなの健康や幸せを願っていただきましょう。 

〇1月10日(水) パン・牛乳・ホイコーロー・わかめスープ・奈良のはちみつ大豆 

今日から3学期の給食が始まりました。1月のめあては「奈良の食文化を知ろう」です。私たちの住んでいる奈良県は、日本の歴史の上で、都として最も古くから発展したところです。奈良県には、地場産物や特産品を使った郷土料理がたくさんあります。給食にも出てくるにゅうめんや、かしわのすき焼き、牛乳を使った飛鳥汁、吉野くずを使った吉野煮、柿の葉ですしを包んだ柿の葉ずしなどがあります。奈良の食文化を給食でも見つけてくださいね。寒い日が続きますが、しっかり食べて元気に過ごしましょう。