本 日 の 給 食|令和5年度1月の給食

月の給食目標『和食のよさを知ろう

月の給食紹介

〇11月30日(木) ご飯・牛乳・野菜コロッケ・もやし炒め・えのきたけのみそ汁 

今日は、「きのこ」の話をします。山で育つ天然のきのこは、秋が旬ですが、私達がよく食べるしめじやしいたけ・えのきたけは人工栽培されているので、一年中食べることができます。きのこには、「うま味成分」が多く含まれ、きのこを入れると料理の香りや風味がとても良くなり、料理をおいしくしてくれます。また、食物せんいも多く含まれていて、おなかの調子を整えてくれます。今日は、みそ汁に「えのきたけ」が入っています。味わっていただきましょう。 

〇11月29日(水) パン・牛乳・ハンバーグのケチャップ煮・キャベツのカレーソテー・コーンポタージュ 

今日は、「ハンバーグ」の話をします。ハンバーグは、今から300年ほど前ドイツのハンブルグという街で生まれました。大昔の肉は大変硬かったので、肉を細かく切り、玉ねぎ、こしょうなどで味つけして食べられたのがハンバーグの始まりといわれています。日本でハンバーグがよく食べられるようになったのは、今から約60年ほど前です。今では子どもたちを中心に人気のメニューとなっています。今日は、トマトケチャップを使ったソースで煮込んでいます。キャベツのカレーソテーと一緒にパンにはさんで食べてもおいしいですよ。 

〇11月28日(火) ご飯・牛乳・デジカルビ・わかめスープ・ほうれん草のナムル 

今日は、「デジカルビ」の話をします。デジカルビは、大きな鉄の鍋で肉や野菜を炒めて、韓国の唐辛子みそのコチジャンなどで味をつけた韓国料理です。「デジ」は豚肉、「カルビ」はあばら骨のことです。「骨のまわりの肉を食べる料理」ということからこの名前がつけられました。今日は、トッポギという棒のような形の韓国のもちが入っています。日本のもちはもち米から作られますが、韓国のもちは粉にしたうるち米から作られているので、粘りがなく歯切れのよいのが特徴です。給食のデジカルビは、甘辛く炒めていて、ご飯によく合う味つけです。おいしくいただきましょう。 

〇11月27日(月) ご飯・いわしフライ・きらずの煮物・飛鳥汁・抹茶プリン 

今日は「古都ならの日」です。奈良市で作られたお米をよりおいしく味わうために、地場産物や郷土料理を取り入れた献立が登場します。「きらずの煮物」の「きらず」は「おから」のことです。おからは、細かくて包丁で切る必要がないことから「きらず」と呼ばれるようになったともいわれています。きらずは、おなかの調子を整えてくれる食物せんいを多く含んでいます。「飛鳥汁」は、鶏肉・野菜をだし汁と牛乳で煮込んだ奈良県の郷土料理です。飛鳥時代に中国から乳製品が伝わり、牛乳は高価なものだったので、ヤギの乳で鶏肉を煮たのが始まりといわれています。私たちの住む「奈良」の食の恵みを味わいましょう。 

〇11月24日(金) パン・牛乳・ポトフ・フルーツクリーム・棒ソーセージ 

今日は、「ポトフ」の話をします。ポトフは、フランスの家庭料理で、「火にかけた鍋」という意味があります。大きく切った肉や野菜に香草を加え、長い時間をかけて、じっくり煮込んだ料理です。地域によって様々な食材が使われますが、作り方が日本のおでんに似ているので、「西洋おでん」と呼ばれることもあるそうです。今日は、豚肉とじゃがいも・大根などの5種類の野菜を給食室の大きな鍋でコトコト煮込みました。食材のうま味が溶け込んだ、温かいポトフを味わっていただきましょう。 

〇11月20日(月) 減量ご飯・牛乳・ほうとう・じゃがいもとひじきの煮物・魚ふりかけ 

今日は、「食育の日」の献立です。11月は、山梨県の郷土料理が登場です。「ほうとう」は、小麦粉を練って平らに伸ばしてから切った麺を、かぼちゃやねぎ・白菜などたっぷりの具材とともに煮込んだものです。米作りが難しい山間部で米に代わる主食として古くから親しまれてきました。「じゃがいもとひじきの煮物」は、富士山の山開きの7月1日に食べられている煮物です。100年以上前から食べられており「海のものと山のものを使い、開山をお祝いする」というのがもともとの始まりとされています。山梨県の郷土料理を味わっていただきましょう。 

〇11月17日(金) 米粉パン・牛乳・みそクリームシチュー・ブロッコリーのサラダ・チョコクリーム 

今日は、「米粉」の話をします。米粉には、もち米を原料としている白玉粉、うるち米を原料としている上新粉があります。白玉粉はだんごやもち、上新粉はパンなどいろいろな料理やお菓子に使われています。今日の給食は、奈良県産米粉の上新粉でとろみをつけた、みそクリームシチューと米粉パンです。米粉が入ることで、いつものパンより「もちもち」とした食感になります。米粉パンは、主に小麦粉や米粉で作られており、体を動かす力のもとになる食べ物です。残さずいただきましょう。 

〇11月16日(木) ご飯・牛乳・豚肉の柿ソース炒め・小松菜のみそ汁・あさりのしぐれ煮 

今日は、「柿」の話をします。柿は、秋から冬が旬の果物で奈良県の収穫量は和歌山県に次いで全国第2位です。柿には風邪に負けない体をつくるビタミンCや、おなかの調子を整える食物せんいがたくさん含まれています。柿が赤くなる秋は気候がよいので体調を崩す人は少なく、医者に行く人も減ることから「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。今日は柿ピューレと豚肉・野菜を炒めた豚肉の柿ソース炒めにしました。味わっていただきましょう。 

〇11月15日(水) パン・牛乳・大和茶クリスピーチキン・さつまいものサラダ・米粉マカロニのミネストローネ 

今日は、「さつまいも」の話をします。さつまいもは、春に苗を植え、秋に収穫します。風邪に負けない体をつくるビタミンCや、おなかの調子を整える食物せんいをたくさん含んでいます。さつまいもは、米と一緒に炊いて「さつまいもご飯」にしたり、「天ぷら」にしたりします。独特の甘みを生かし「スイートポテト」や「大学いも」などのおやつの材料にも使われます。今日は、ゆでたさつまいもとじゃがいもでサラダにしました。マヨネーズをかけて旬のさつまいもをおいしくいただきましょう。 

〇11月14日(火) ご飯・牛乳・かしわのすき焼き・にんじんちりめん・納豆 

今日は、「かしわのすき焼き」の話をします。かしわのすき焼きは、奈良県の郷土料理です。郷土料理とは、その地域でとれた食べ物を使い、古くから受け継がれた方法で作られた料理のことです。日本の鶏は羽の色が茶色く、色づいた柏の葉っぱに似ていることから関西地方では「鶏肉」を「かしわ」というようになりました。奈良のかしわのすき焼きは、鶏肉と野菜を使って甘辛く炊いています。昔から菅原天満宮の秋祭りのお祝いで食べられてきました。味わっていただきましょう。 

〇11月13日(月) ご飯・牛乳・さばの五徳みそ煮・大和まなの煮びたし・にゅうめん 

今日は、「大和まな」の話をします。大和まなは、日本で一番古い野菜のひとつで、「大和の伝統野菜」として栽培されています。葉は、大根の葉に似たギザギザの形で、やわらかく甘味の中に苦さがあるのが特徴です。大和まなは、緑色の濃い野菜の仲間で、ビタミン類や食物せんい・カルシウムなどが多く含まれています。今日は、平天やにんじん・白菜・油揚げと一緒に煮びたしにしています。今週は、奈良県で生産された食材や郷土料理を積極的に給食にとり入れた地産地消ウィークです。残さずいただきましょう。 

 〇11月10日(金) 減量パン・牛乳・クリームスパゲティ・ツナとひじきのサラダ・ブルーベリージャム 

今日は、「スパゲティ」の話をします。スパゲティは、イタリアの代表的な麺で、イタリア語で「ひも」という意味があるそうです。スパゲティは、小麦粉から作られていて、熱や力のもとになるはたらきをしてくれる食べ物です。給食では、トマト味で煮込んだミートソース、しょうゆ味の和風スパゲティ、魚介を煮込んだペスカトーレがあります。今日はホワイトソース味のクリームスパゲティです。味わっていただきましょう。 

〇11月9日(木) ご飯・牛乳・おでん・チンゲン菜のごま炒め・のりのつくだ煮・みかん 

今日は、「おでん」の話をします。おでんは、大正時代に関東から関西に伝わり「関東だき」といわれていました。しかし、関西では濃いしょうゆ味が好まれず、昆布やかつおだしに、薄口しょうゆとみりんで味をつけた薄味の関西風のおでんができました。大根・ちくわ・こんにゃくなどの具をおでん種といい、おでん種やだしの味は各地域や家庭によって少しずつ異なります。今日は関西風のだしで鶏肉・厚揚げ・うずら卵・じゃがいもなど7種類のおでん種を煮込んでいます。おいしくいただきましょう。 

〇11月8日(水) パン・牛乳・肉だんご・白菜のスープ煮・アセロラゼリー 

今日は、「白菜」の話をします。白菜は、明治の終わり頃に中国から日本に伝わりました。たくさん作られるようになったのは、昭和に入ってからです。白菜の旬は冬で、霜にあたるとやわらかく、おいしくなります。鍋物・煮物・炒め物・漬物など、いろいろな料理に合う野菜です。今日は旬の白菜をスープ煮にしました。スープ煮を食べて体を温め、元気に過ごしましょう。

〇11月7日(火) ご飯・牛乳・わかさぎフライ・大根のいため煮・豆腐のみそ汁・スナックレバー 

今日は「わかさぎ」の話をします。わかさぎという名前は「わか」が幼い、「さぎ」は小魚を表し、この両方の意味を合わせて、わかさぎと呼ばれるようになりました。わかさぎは、天ぷらやから揚げなどにして丸ごと食べられるので、骨や歯を丈夫にするカルシウムや、カルシウムの吸収を助けるビタミンDをたくさんとることができます。今日は、衣をつけて揚げています。よくかんでいただきましょう。

〇11月6日(月) 大和古代米ご飯・牛乳・きのこカレー・ボイルサラダ・福神漬 

今日は、「古代米」の話をします。古代米には、赤米、黒米、緑米があります。どの米も健康に良いと注目を浴びています。古代米を入れてご飯を炊くと、ご飯が赤い色に炊き上がります。昔は、赤いものには悪いことを払う力があると信じられており、お祝いの時に食べられていたものが赤飯の始まりといわれています。今日はいつものご飯に奈良県産の古代米が入っています。秋の味覚のきのこカレーと一緒に味わっていただきましょう。

〇11月2日(木) ご飯・牛乳・高野豆腐のそぼろどんぶりの具・さつまいものみそ汁・茎わかめの炒めもの 

今日は、11月のめあて「和食のよさを知ろう」について話をします。和食は、一汁三菜が基本です。一汁三菜は、ご飯と汁物、おかず三品を組み合わせた献立です。おかず三品のうち一品は、肉や魚・卵・豆腐などの、筋肉や血を作るもとになるたんぱく質を多く含む「主菜」です。残りの二品は、体の調子をととのえてくれる、野菜・きのこ・いもなどを多く使った「副菜」です。一汁三菜にすると、一回の食事でいろいろな栄養をバランスよくとることができるため、理想的といわれています。給食では、旬の食材を取り入れ和食文化の魅力を伝えていきます。昔から食べられている和食を大切にして、残さず食べましょう。 

〇11月1日(水) パン・牛乳・ポークチャップ・ごぼうサラダ・ガーリックスープ 

今日は、「ごぼう」の話をします。ごぼうは、平安時代に中国から薬として日本に伝わり、その後、野菜としても食べられるようになりました。香りや食感がよいので、今ではいろいろな料理に使われています。ごぼうには食物せんいがたっぷり含まれているので、おなかの調子を整えてくれたり、歯ごたえがあるので、かむ力をきたえてくれたりします。今日は、ごぼうのサラダです。ごまドレッシングをかけて、よくかんでいただきましょう。