本 日 の 給 食|令和年度5月の給食

5月の給食目標『食事のマナーを守ろう』

月の給食紹介

〇5月31日(火) パン・牛乳・かぼちゃひき肉フライ・もやし炒め・中華スープ・ソフトチーズ 

 今日は、「かぼちゃ」について話をします。かぼちゃは、今から約450年ほど前に、カンボジアから日本へ伝わりました。かぼちゃは夏が旬ですが、皮が固いので冬まで保存することができます。長い間置くことで、かぼちゃの水分が抜けてさらに甘くなり、おいしくなります。かぼちゃには体の疲れをとるビタミンCやおなかのそうじをしてくれる食物せんいも含まれています。今日の給食は、かぼちゃと豚肉のひき肉を使ったフライです。美味しくいただきましょう。 

〇5月30日(月) ご飯・牛乳・にしんのかんろ煮・浦上そぼろ・豆腐のみそ汁・ヨーグルト 

 今日は、「浦上そぼろ」の話をします。「浦上そぼろ」は肉を食べる習慣がなかった長崎県の浦上地方で、江戸時代に交流のあったポルトガル人から教えてもらった豚肉料理です。豚肉と、ごぼうやにんじんなどの野菜を甘辛く炒めた料理で、今では郷土料理となっています。長崎県では「そぼろ」は「あらいせん切り」という意味があり、材料はすべてせん切りにします。野菜たっぷりの「浦上そぼろ」を残さずいただきましょう。

〇5月25日(木) ご飯・牛乳・きびなご揚げ・豚汁・あさりのしぐれ煮 

 今日は、「きびなご」の話をします。きびなごは主に鹿児島県で多くとれます。鹿児島県の方言で着物の帯のことを「きび」、小魚のことを「なご」と呼び、魚の見た目がきれいな帯に似ていることから「きびなご」と呼ばれるようになったそうです。きびなごの旬は年に2回あり、1回目は12月から2月頃の冬、2回目は5月から6月の初夏です。初夏が旬のきびなごは、天ぷらにするととてもおいしく食べることができます。きびなご揚げを味わっていただきましょう。 

〇5月24日(水) パン・牛乳・ハンバーグのケチャップ煮・こふきいも・コーンスープ・チョコクリーム 

 今日は、「ハンバーグ」の話をします。ドイツのハンブルグで作られたことからハンバーグと呼ぶようになりました。ひき肉とみじん切りにした玉ねぎにパン粉を混ぜ、塩を加えて肉の粘りを出し、卵をつなぎにして焼いて固めます。最近では和風ハンバーグ、煮込みハンバーグ、照り焼きハンバーグ、豆腐ハンバーグなど色々な種類があります。今日はケチャップ味のハンバーグです。残さずいただきましょう。 

〇5月23日(火) ご飯・牛乳・野菜コロッケ・ひじきと大豆の磯煮・キャベツのみそ汁 

今日は、「コロッケ」の話をします。コロッケは、フランスの「クロケット」がなまって、こう呼ばれるようになりました。明治の初めごろに日本に伝わり、明治から大正にかけて家庭料理として広まりました。作り方は細かくした肉や魚、玉ねぎなどの野菜に、つぶしたじゃがいもを混ぜて丸くまとめ、パン粉をつけて油で揚げたものです。おいしくいただきましょう。

〇5月22日(月) ご飯・牛乳・デジカルビ・わかめスープ・魚ふりかけ 

今日は、「韓国料理」の話をします。韓国では、「食べるものはすべて薬になる」といった考え方があります。食を大切にしている韓国の食卓には、ご飯・スープ・主菜・副菜そしてキムチが必ず並び、日本と同じように栄養バランスの良い食事だと言われています。また、韓国は日本と比べ、冬場の寒さが厳しいことから、体を中から温めるために、辛い味付けのものが多く出されています。今日の「デジカルビ」は韓国の料理です。味わっていただきましょう。 

〇5月19日(金) 揚げパン・牛乳・コーンしゅうまい・春雨のスープ煮・キャンディチーズ 

今日は、「揚げパン」の話をします。揚げパンは昭和30年頃に給食にはじめて登場し、50年以上続く人気メニューです。揚げパンの日にパンが袋に入っていないのは、給食室で調理員さんがひとつひとつていねいにパンを揚げ、砂糖をまぶして作っているからです。パンを揚げる作業はとても大変ですが、みなさんの喜ぶ顔を思い浮かべながら一生懸命揚げています。調理員さんの思いがこもった給食の手作り揚げパンを味わっていただきましょう。 

〇5月18日(木) ご飯・牛乳・鶏ちゃん焼き・すまし汁・フルーツキャロットゼリー・小魚 

今日は「鶏ちゃん焼き」の話をします。「鶏ちゃん焼き」は岐阜県の下呂市・飛騨高山市・郡上市を中心とした奥美濃地方で食べられてきた郷土料理で、名前のとおり鶏肉を使った家庭料理です。「鶏ちゃん焼き」のもとは、羊の肉を使ったジンギスカン料理でしたが、羊肉があまり食べられなくなり、鶏肉になり「鶏ちゃん焼き」と呼ばれるようになったそうです。ジンギスカンと同じように、味の付いた肉と野菜を焼いて食べる料理です。おいしくいただきましょう。 

〇5月17日(水) 減量パン・牛乳・フランクフルトのケチャップあえ・キャベツのカレーソテー・クラムチャウダー 

今日は、「クラムチャウダー」の話をします。みなさんは「クラム」の意味を知っていますか。「クラム」は、あさりやはまぐりなどの二枚の貝殻が合わさった二枚貝のことです。今日の二枚貝はあさりです。あさりは、今の時期にどんどん大きくなります。模様がはっきりしているものは、きれいな砂地でそだっているので特においしいと言われています。あさりには、血液をつくる鉄分、骨や歯をつくるカルシウム、体をつくるたんぱく質がたくさん含まれています。旬のあさりを味わっていただきましょう。 

〇5月16日(火) ご飯・牛乳・新しゃが煮・手作りふりかけ・納豆 

今日は、「新じゃがいも」の話をします。新じゃがいもは、3月頃から九州を中心に出回ります。そして、収穫できる場所は日本列島を南から北へと移っていき、6月頃まで続きます。新じゃがいもは、ふつうのじゃがいもと比べて皮が薄く、水分が多くてみずみずしいことが特徴です。じゃがいもにはビタミンCが多く含まれていますが、収穫してすぐに食べる新じゃがいもには、さらに多く含まれています。玉ねぎ・にんじん・糸こんにゃくと一緒に煮込んだ「新じゃが煮」を味わっていただきましょう。

〇5月15日(月) ご飯・牛乳・マーボー豆腐・ビーフンスープ・棒ソーセージ

今日は、「ビーフン」の話をします。ビーフンは、中国で生まれた麺でお米から作られています。台湾や東南アジアなどのお米の産地に広まって食べられるようになりました。中国では、スープに入れて「スープ麺」のようにする食べ方や、豚肉・エビ・野菜などを加えて炒めた「焼きビーフン」が一般的で、日本でもこのような食べ方が多いです。今日は、スープの中にビーフンが使われています。おいしくいただきましょう。 

〇5月12日(金) パン・牛乳・揚げぎょうざ・にんじんしりしり・五目スープ・スナックレバー

今日は、「にんじんしりしり」の話をします。にんじんしりしりは沖縄県の郷土料理で、家庭で手軽に作られています。にんじんを細く切り、卵と一緒に炒めて調味料で味をつけた料理です。にんじんにはカロテンが多く含まれ、目のはたらきを助けたり、病気から体を守ってくれたりします。また、油と一緒に料理をすることで、カロテンの吸収がよくなります。給食では、まぐろの油でにんじんをよく炒めて甘味をだしています。栄養がたっぷり入ったにんじんしりしりを残さずいただきましょう。 

〇5月11日(木) ご飯・牛乳・かしわのうま煮・ちりめんキャベツ 

今日は旬の野菜「キャベツ」の話をします。キャベツは40枚から50枚ぐらいの葉が重なって球のように大きくなります。そのように成長するのは、葉にしっかりと水分を蓄えるため、そして太陽の強い日差しから花の芽を守るためだと言われています。今日の給食に使っているキャベツは、春に採れたものなので、「春キャベツ」と言います。春キャベツは、葉の巻きがふんわりとしていてやわらかく、葉はシャキシャキとした食感があるのが特徴です。春キャベツを使った「ちりめんキャベツ」をおいしくいただきましょう。 

〇5月10日(水) パン・牛乳・チキンメンチカツ・ポテトサラダ・もち麦ミネストローネ・キャラメルクリーム 

今日は、「もち麦ミネストローネ」の話をします。ミネストローネはトマトを使ったイタリアの家庭料理です。今日のミネストローネには、ベーコン・キャベツ・玉ねぎ・にんじん、そしてもち麦が入っています。もち麦はもちもち・ぷちぷちした食感が特徴で、食物せんいが多くお腹の調子を整えるはたらきがあります。たくさんの野菜が入り栄養バランスがとれた「もち麦ミネストローネ」をおいしくいただきましょう。 

〇5月9日(火) 麦ご飯・牛乳・ポークカレー・グリーンアスパラサラダ 

今日は、「グリーンアスパラガス」の話をします。グリーンアスパラガスは、4月から6月が旬の筆のような形をした野菜です。最近ではよくお店に並んでいますが、江戸時代にヨーロッパから日本に伝わってきた当時は、見て楽しむ鑑賞用でした。グリーンアスパラガスは体の調子を整えるビタミンや疲れをとるアスパラギン酸を多く含んでいます。今日はキャベツやにんじんといっしょにサラダにしています。おいしくいただきましょう。 

〇5月8日(月) ご飯・牛乳・いわしのさっぱり煮・きんぴらごぼう・じゃがいものみそ汁 

今月のめあては、「食事のマナーを守ろう」です。みなさんは食事をする時のいろいろなマナーを知っていますか?「いただきます」「ごちそうさま」は食べ物の命や作ってくれた人々に感謝の気持ちをあらわす言葉です。心を込めて挨拶をしていますか?食器は正しく並べていますか?食事の時に大声で話をしたり、ひじをついたりしている人はいませんか?みんなで楽しく食事ができるようにするためにも、周りの人への心遣いは大切なマナーです。正しいマナーを身につけ、残さずにいただきましょう。

〇5月2日(火) ご飯・牛乳・肉団子・タイピーエン・のりふりかけ 

今日は、「タイピーエン」の話をします。「タイピーエン」は熊本県の郷土料理ですが、もともとは、中国福建省福州市でお祝いがある時などに食べられていた料理です。100年ぐらい前、熊本に住んでいた中国から来た人が、中国をなつかしんで作り、熊本県の料理になりました。スープは鶏ガラスープが基本ですが、名物の豚骨スープでも作られます。具は春雨と豚肉・魚介類・卵・野菜などで、春雨の中華スープ煮のような料理です。今では熊本県の学校給食に出されるほど人気のある料理です。タイピーエンを味わっていただきましょう。 

〇5月1日(月) ご飯・かつおの梅風味あえ・高野の粉の煮物・にゅうめん・柏餅 

今日は「古都ならの日」です。奈良市で作られたお米をよりおいしく味わうために、地場産物や郷土料理を取り入れた献立が登場します。5月は奈良の郷土料理「高野の粉の煮物」、奈良の特産品“そうめん”を使った「にゅうめん」です。また、旬の魚“かつお”は油でからっと揚げ、奈良県産の梅干しを使ったタレであえました。そして5月5日の“端午の節句”にちなみ、行事食として「柏餅」がついています。私たちの住む「奈良」の季節の食の恵みを味わいましょう。