本 日 の 給 食|令和5年度10月の給食
10月の給食目標『食べ物を大切にしよう』
〇 10月の給食目標
10月の給食紹介
〇10月31日(火) ご飯・牛乳・かぼちゃひき肉フライ・ボイルキャベツ・中華コーンスープ
今日は、「かぼちゃ」の話をします。かぼちゃは夏が旬の緑黄色野菜ですが、12月の冬至の時期まで食べられています。中が濃い黄色やオレンジ色をしているのは、カロテンという栄養がたくさん含まれているからです。カロテンは、体の中に入ってビタミンAになり、病気から体を守るはたらきがあります。また、かぼちゃには体の疲れをとるビタミンCやお腹のそうじをしてくれる食物せんいも含まれています。今日は、かぼちゃひき肉フライです。残さずいただきましょう。
〇10月27日(金) パン・牛乳・ハンバーグのケチャップ煮・チーズポテト・ミネストローネ
今日は、「ハンバーグ」の話をします。ドイツのハンブルグで作られたことからハンバーグと呼ぶようになりました。ひき肉とみじん切りにした玉ねぎにパン粉を混ぜ、塩を加えて肉の粘りを出し、卵をつなぎにして焼いて固めます。最近では和風ハンバーグ、煮込みハンバーグ、照り焼きハンバーグ、豆腐ハンバーグなど色々な種類があります。今日はケチャップ味のハンバーグです。残さずいただきましょう。
〇10月26日(木) わかめご飯・牛乳・豚肉と大和まなの炒め物・にゅうめん・ミニたい焼き
今日は、「大和まな」の話をします。大和まなは、私たちの住んでいる奈良県の伝統野菜で、おもに大和高田市や宇陀市などで栽培されています。葉は、大根の葉のようにギザギザしていて、濃い緑色の柔らかくおいしい野菜です。漬物として食べられてきましたが、今では、煮物や炒め物などいろいろな料理に使われています。今日は、豚肉や白菜・玉ねぎ・にんじんなどを入れて一緒に炒めています。おいしくいただきましょう。
〇10月25日(水) パン・牛乳・クリームシチュー・ボイルサラダ・棒ソーセージ
今日は、「クリームシチュー」の話をします。シチューは肉や野菜をスープで長く煮込む料理のことで、フランスでは牛乳や生クリームを入れたシチューをホワイトシチューと言います。世界にはたくさんのシチューがありますが、日本のシチューはとろみがあるのが特徴です。今日の給食のシチューには、鶏肉や玉ねぎ・にんじん・じゃがいもが入っています。味わっていただきましょう。
〇10月24日(火) ご飯・牛乳・マーボー豆腐・ワンタンスープ・小魚
今日は、「マーボー豆腐」の話をします。マーボー豆腐は、約160年前に誕生した中華料理です。中国の四川省に住んでいたチンさんというおばあさんが、家にある材料でお客さんに作ったのがはじまりだと言われています。辛味をつける調味料は“そらまめ”と“唐辛子”で作った「トウバンジャン」で、マーボー豆腐には欠かせない調味料です。ピリッと辛いマーボー豆腐をおいしくいただきましょう。
〇10月23日(月) ご飯・牛乳・ししゃもの甘辛だれ・切り干し大根の煮つけ・キャベツのみそ汁
今日は「ししゃも」の話をします。ししゃもは頭から丸ごと食べられる魚なので、たんぱく質・カルシウム・ビタミンAなどたくさんの栄養が含まれています。その中でも、ししゃもには特にカルシウムがたくさん含まれています。カルシウムは骨や歯をじょうぶにしてくれるため、成長期のみなさんに欠かせないとても大切な栄養です。カルシウムたっぷりのししゃもを、しっかりかんで食べましょう。
〇10月20日(金) パン・牛乳・春巻・五目スープ・ブルーベリージャム・ほうれん草のソテー
今日は、「ブルーベリー」の話をします。ブルーベリーはアメリカから伝わってきました。春に小さな花を咲かせ、夏に1cmぐらいの丸い実をつけます。実は皮ごと食べることができます。紫色の「アントシアニン」という色素には、目の働きを助けたり、目の疲れをやわらげたりするはたらきがあります。今日は奈良県で作られたブルーベリーを使ったジャムです。パンにつけておいしくいただきましょう。
〇10月19日(木) ご飯・牛乳・にしんのかんろ煮・つぶつぶ・高野豆腐のみそ汁
今日は、「食育の日」の献立です。10月は、長野県の郷土料理が登場です。「つぶつぶ」とは季節の野菜を煮た料理で、たくさんの人が集まったときに食べられてきました。また、長野県は大豆から作られている高野豆腐とみその生産量がともに全国一位です。長野県は標高が高く、寒暖差が大きいのが特徴で、冬の寒さを利用して豆腐を冷凍し、乾燥させて作る高野豆腐作りが盛んに行われてきました。長野県の郷土料理を味わっていただきましょう。
〇10月18日(水) パン・牛乳・豆腐ナゲット・ポトフ・黒大豆枝豆
今日は、「黒大豆枝豆」の話をします。「黒大豆枝豆」とは、黒大豆になる前の若いさやの時に収穫したものです。奈良県では、宇陀市を中心に栽培されています。宇陀市は、昼と夜の気温差が大きく、甘みのあるおいしい黒大豆が育ちます。その収穫時期は短く、わずかな期間しか食べることができません。今しか食べることができない貴重な地場産物、黒大豆枝豆を味わっていただきましょう。
〇10月17日(火) 麦ご飯・牛乳・チキンカレー・海そうサラダ・キャンディチーズ
今日は、「カレー」の話をします。カレーは、人気メニューのひとつです。カレーはインドでうまれた料理です。明治時代に、誰でも簡単にカレーを作ることができるカレー粉がイギリスから日本に伝わってきて、日本でも食べられるようになりました。奈良市の給食のカレーは、調理員さんが長い時間、小麦粉・バターなどを炒めて作る本格手作りルウです。家で食べるカレーとは、味が違いますね。味わっていただきましょう。
〇10月16日(月) ご飯・牛乳・ホイコーロー・中華スープ・野菜ふりかけ
今日は、「ホイコーロー」の話をします。ホイコーローは中国の四川省の料理です。「ホイコー」は鍋に戻す、「ロー」は肉という意味です。そのため、ホイコーローは一度調理した肉をまた鍋に戻して炒めるという意味があります。四川省は冬にとても寒くなるので唐辛子を使った料理が有名です。ホイコーローは豚肉や野菜を炒め、味噌を使って味をつけます。給食ではピリッとしたテンメンジャンとコチジャンを入れて仕上げています。おいしくいただきましょう。
〇10月13日(金) 減量米粉パン・牛乳・大和茶入りかき揚げ・かやくうどん・ヨーグルト
今日は、「大和茶」の話をします。大和茶は、昔の中国からお茶の種を持ち帰り、奈良の宇陀に伝えたことが始まりとされています。月ヶ瀬や都祁・田原など、朝晩の気温差が大きく、自然豊かな奈良県の大和高原を中心に作られています。今日は、かき揚げの衣に大和茶の粉を入れました。給食室で調理員さんが一つ一つていねいに作っています。お茶の風味を感じながら、味わっていただきましょう。
〇10月12日(木) 麦ご飯・牛乳・キムタクごはんの具・もやし炒め・豆乳汁
今日は、「キムタクごはん」についての話をします。「キムタクごはん」は、韓国の漬物「キムチ」と日本の漬物「たくあん」を使った混ぜごはんです。山に囲まれた長野県では昔から漬物をよく食べてきました。しかし、最近の子どもたちの漬物ばなれが進んでおり、おいしく食べてもらいたいという願いから塩尻市の栄養士が給食の献立で考えたのが「キムタクごはん」です。今では郷土料理として食べられています。たくあんを使うことにより甘味が加わり、キムチの辛さを和らいでくれます。
〇10月11日(水) 減量パン・牛乳・マカロニのクリーム煮・ごぼうサラダ・アセロラゼリー
今日は、「マカロニ」の話をします。マカロニは少し黄色がかった色のデュラム小麦から作られ、穴があいた筒の形をしているイタリアで生まれたパスタです。イタリアではマッケローニと呼び、棒状のものをゆでる時に適当な長さに切って使います。日本では短くて穴のあいたものや、貝殻の形をしたもの、リボンの形をしたもの、ひねったもの、アルファベットの形をしたものなどもマカロニと呼んでいます。今日は穴のあいたマカロニを使ってクリーム煮にしています。味わっていただきましょう。
〇10月10日(火) ご飯・牛乳・豚肉のしょうが焼き・じゃがいものみそ汁・手作り梅ひじきふりかけ
今日は、「スポーツの日」の話をします。10月の第2月曜日はスポーツの日です。初めて開催された東京オリンピックを記念して「体育の日」が制定され、2020年に「スポーツの日」と改められました。スポーツをした後の疲労回復には、梅干しの酸っぱい味「クエン酸」がよいといわれています。また、クエン酸には胃腸のはたらきを助けたり、食中毒を防いだりするはたらきもあります。クエン酸たっぷりの手作り梅ひじきふりかけをご飯の上にかけて食べましょう。
〇10月6日(金) パン・牛乳・コーンしゅうまい・春雨スープ・大学芋
今日は、「さつまいも」の話をします。昔、悪天候や害虫などで作物が育たなくなり食べ物が大変不足した年がありました。そんな時、中国から沖縄県や鹿児島県に「唐芋」という芋が伝えられたのが、今のさつまいもです。さつまいもは荒れた土地でも育ち、たくさん収穫することができます。そのことから、「薩摩のいも」「さつまいも」と呼ばれるようになりました。今日は、揚げたさつまいもに蜜をからめた大学芋です。よくかんでいただきましょう。
〇10月4日(水) パン・牛乳・フランクフルトのケチャップあえ・キャベツのソテー・にんじんのポタージュ
今日は、クイズをします。私の名前は何でしょう?
ヒント1:給食には毎日のようにでます。
ヒント2:根の部分を食べています。
ヒント3:うさぎや馬も大好きな食べ物でオレンジや赤色をしています。
わかりましたか?
答えは、にんじんです。今日のポタージュに使っています。にんじんには、病気に負けない体を作るカロテンが多く含まれています。残さずいただきましょう。
〇10月3日(火) ご飯・牛乳・いわしのかんろ煮・煮びたし・利休汁
今日は、「利休汁」の話をします。利休汁はねりごまの入ったみそ汁です。この名前はお茶で有名な千利休が、ごまが好きでよく料理に使っていたため、この名前がついたといわれています。よく炒ったものを「いりごま」、いりごまをすったものを「すりごま」、さらにすってペースト状にしたものを「ねりごま」といいます。ごまには、カルシウムや鉄分などのミネラルや体に良い油などが含まれています。ごま風味の利休汁を残さずいただきましょう。
〇10月2日(月) ご飯・牛乳・豚肉とうずら卵の甘辛煮・青菜の炒め物・えのきたけのみそ汁
今月のめあては、「食べ物を大切にしよう」です。みなさんは「食品ロス」という言葉を聞いたことがありますか?食品ロスとは、食べきれずに捨てられているもの、まだ食べられるのに捨てられているもの、賞味期限や消費期限が切れた食べ物のことです。日本の食品ロスの量は年間約523万トンもあります。世界には食べ物がなく、困っている人がたくさんいます。毎日食べられることに感謝していただきましょう。